請求書の書き方(インボイス制度対応)

最終更新日:2026年10月16日

請求書には決まった書式はありませんが、インボイス制度で必要な項目と、取引先が支払処理をしやすい項目があります。順番に見ていきましょう。

請求書に書く項目一覧

項目インボイスの必須項目書き方のポイント
宛名必須正式名称で。株式会社を(株)と略さない
発行者名・登録番号必須T+13桁
取引年月日必須月まとめの場合は「10月分」でも可
取引内容必須8%の品目は「※」などで区別
税率ごとの合計額と税率必須10%対象・8%対象を分けて記載
税率ごとの消費税額必須端数処理は税率ごとに1回
請求書番号任意問い合わせ対応がしやすくなる
支払期限・振込先任意入金漏れを防ぐために記載推奨

インボイス対応の書き方

登録番号

法人は「T」と法人番号(13桁)、個人事業主は「T」と税務署から通知された13桁の番号を書きます。番号の誤りは取引先の控除に影響するため、通知書を見ながら入力しましょう。

税率ごとの合計と消費税額

10%の品目と8%の品目を分けて合計し、それぞれの消費税額を書きます。例えば10%対象が55,000円(税抜50,000円)、8%対象が10,800円(税抜10,000円)なら、「10%対象 50,000円 消費税5,000円」「8%対象 10,000円 消費税800円」と記載します。

個人事業主の請求書の書き方

屋号がある場合は屋号と氏名を併記します。住所の記載は義務ではありませんが、連絡先として載せる方が一般的です。デザインや原稿料などの報酬では、取引先が法人なら源泉徴収税を差し引いた金額を請求します。計算は源泉徴収税の計算で確認できます。

宛名・敬称の書き方

  • 会社あて:株式会社〇〇 御中
  • 担当者あて:株式会社〇〇 経理部 山田花子 様
  • 「御中」と「様」は併用しません。

件名と但し書き

件名は「2026年10月分 Webサイト保守費用」のように、何の請求かがひと目でわかるように書きます。

送付状と封筒

郵送する場合は送付状を添え、封筒の表に「請求書在中」と書きます。詳しくは請求書の封筒の書き方をご覧ください。メールで送る場合は、本文に請求内容と支払期限を簡単に書き、PDFを添付します。

よくある質問

手書きの請求書でもインボイスになる?

なります。必要事項がそろっていれば、手書きでも有効です。

請求書番号の付け方は?

決まりはありません。「2026-001」のように年と連番を組み合わせると管理しやすくなります。

振込手数料はどちらが負担する?

法律上は原則として支払う側の負担です。取引先に負担してもらう場合は、契約や請求書の備考に明記します。

実際に作成するなら請求書作成ツールをご利用ください。